仁保耳鼻科

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平成24年度東京フラテ会(北大医学部東京同窓会)総会(学士会館)
2013.03.23

東京フラテ会に神奈川フラテ会の運営の参考にすること、学生参加の状況を確認すること、親友の高橋武宣先生と会うこと、田尻久雄先生(昭51年卒)の講演「消化器内視鏡―過去、現在、未来―」を聴くことなどのために出席した。収穫が多い会だった。
 東京フラテ会は一期の宮川知平先生(大15年卒)が始められ、今年度から松谷有希男先生(昭50年卒)が会長を務めている。70名の出席があり、ラグビー部後輩の田中央吾君にも合うことができた。私は総会と懇親会の間高橋君の隣にいた。帰る時彼は玄関まで来て見送ってくれた。彼のこの情が彼が会長を務める大和会に20名の北大出身者が集まった理由だろう。
 慈恵医大内科学講座総括責任者、消化器・肝臓内科講座主任教授の田尻先生の講演は動画を用い、社会情勢と対比して内視鏡の歴史を説いた素晴らしい講演だった。J.F.ケネディ、オバマ両米国大統領も登場したので1時間の間あきることはなかった。今内視鏡は70倍の倍率まで見ることができること、彼が癌を瞬時に診断できる方法を考案したこと、近くロボット技術が応用されるようになることなどを知った。
 北大の叡智は少なくないことを知り、同時に大きな刺激を受けることができた会だった。

6月24日、今年最後の学校健診に行った。その時生徒で最近インフルエンザにかかったこどもがいたことを聞いた。これまでもっていたが発症しなかったウイルスがいまになって活動を起したのだろう。

3,4年前に8月に沖縄で発症したインフルエンザ症例のことを聞いた。これも同じケースだったのか。


 この週にNHKの「ためしてがってん」の製作担当者から症例の紹介を依頼された。該当する症例はいなかったので断ったが、普通でないことがあった週だった。

天候と同じようにおかしいことが続いたのだ。