仁保耳鼻科

仁保耳鼻科

患者さんの声

高木朗さん(現在67歳 八王子市)初診 2010年

    私が副鼻腔炎に罹っていると初めて指摘されたのは、歯科治療でレントゲン写真を撮った時でした。 当時はかなり鼻が詰まり気味で、時折鼻水が垂れて来て困るようなこともあったのですが、多分たばこの吸い過ぎが原因だろう位にしか考えておりませんでしたので、副鼻腔炎に罹っていると指摘されたことは大変ショックでした。しかし当時はそれ程症状が顕著ではなかったためしばらく放置したままにしていたのですが、やはり次第に鼻詰まりがひどくなり、鼻水の色も濃くなってきたためさる副鼻腔炎専門病院で手術をお願いしようと決心しました。

    その際私は心臓が余り丈夫でない旨申告したところ、担当医師から「手術はかなり出血を伴うため、心臓に問題がある患者は循環器専門医がいない当院では受け入れられない」と断られてしまいました。その医師からしばらく抗生剤で症状を抑えて様子を見ることを勧められたため他に方法も無いので2年ほど抗生剤を服用しておりました。当初はかなり症状が抑えられ抗生剤の効果が認められましたが、次第に効かなくなり、遂には元の状態に戻ってしましました。

    手術はできないし、薬も効かない、と途方に暮れつつ、何とか方策はないものかと色々インターネットで調べておりましたところ、たまたまこちらの仁保耳鼻咽喉科医院のホームページを見つけました。そこには「上顎洞穿刺洗浄という治療法があって、これを繰り返していくと、ポリープが次第に小さくなる。その段階でポリープ除去手術を行えば出血を大幅に抑えられる」と書かれていました。心臓が丈夫でない私にはこれ以上あり得ないような誂えたような治療法でした。

    そこで早速当医院に伺い処置をお願いしました。実際の除去手術では高周波メスを使って頂き、結果的には出血はほとんどありませんでした。唯、通常の副鼻腔炎の場合は手術後一定期間洗浄を行えばそこで治療は終了するはずですが、不幸にして私の場合は緑膿菌という抗生剤が効きにくい菌に感染しており、更に厄介なことに、好酸球性副鼻腔炎というアレルギー性の難治性副鼻腔炎に罹っていることが判明しました。このためその後ひたすら洗浄し、効果が認められる抗生剤を色々選択し試す等長い治療期間が続くことになりました。しかしその甲斐あって、現在は緑膿菌が消滅し、好酸球性副鼻腔炎の方も大分症状が改善されてきています。

    このような丁寧な治療は他の病院ではなかなか望めないのではないかと思います。私にとっては当医院に巡り会ったことはあり得ない位幸運なことであったと、仁保先生に感謝しております。

桜井律子さん(現在47歳 横浜市)初診 2014年

  • 2009年10月頃から味覚・嗅覚障害。近隣の耳鼻科へ通院。一進一退。
  • 2013年2月、「好酸球性副鼻腔炎」が重症との診断により、大学病院を紹介された。内視鏡下副鼻腔手術および鼻中隔矯正手術を受けるよう診断された。
  • 手術を受ける不安また手術をしても根治はしないとのことから、仁保先生のホームページを拝見し通院。
通院後、2~3週間で嗅覚が戻り涙が出る程うれしかったです。
仁保先生に出会え大変感謝しております。

横山史織さん(現在10歳 横浜市)初診 2014年

私は仁保先生にかかる前、においも分からないほどで、他のお医者さんに通っても全く良くなりませんでした。仁保先生の治りょうを受けるうちに、においも分かるようになり、鼻が良くなっていくのが実感できました。上がく洞洗浄を受けると良くなるのでおすすめです!!仁保先生本当にありがとうございました。

高橋沙英さん(現在11歳 横浜市)初診 2010年

私は、一年生の時から扁桃腺肥大による熱で悩まされていました。そのため、手術を行う事を大学の先生から勧められていました。その中で、友達のおばあちゃんから紹介されたのが仁保耳鼻咽喉科です。初めの頃は週に一回のペースで鼻洗浄をしてもらいました。それを一年間していくと扁桃腺は徐々に小さくなっていき、結局手術の件は無くなりました。 今では、熱を出す事がほとんど無くなりました。こうしてくれたのは仁保先生なので感謝しています。

助野佑太さん(現在11歳、横浜市)初診2013年

幼稚園の頃から鼻の調子がよくなくて熱は出なかったので休むことはほとんどありませんでしたが、耳鼻科や小児科に診てもらっても少し良くなるだけでなかなかすっきり治らず、鼻が詰まりがちで、寝ている時にたまに無呼吸になることもありました。 そんな時に仁保先生を友人から紹介してもらいました。先生に診て頂くと扁桃腺が大きくなっていること、その主な原因はアレルギー性鼻炎であることがわかりました。それからは仁保先生に診て頂き、今では扁桃腺も小さくなり鼻の調子も良くなりました。ありがとうございました。(佑太さんの母)

院長のコメント

この5名の患者さんは何れも大変な苦労をされた方々です。“患者さんの声”への投稿をお願いした理由はそれぞれ現在の耳鼻咽喉科がもつ問題を現わしているからです。 3名の方は上顎洞洗浄療法が病気軽快の決め手になりました。それは上顎洞炎が病気の中心だったからです。2名の方にあった鼻茸は1名は縮小した時に切除したため出血がほとんどなく行うことができ、1名は鼻茸の手術をせずに嗅覚が回復しました。後者は強い頭痛も訴えていました。しかし同時に消失しました。 高熱の発生をくり返していた方は同時に鼻炎の治療を行うと発熱の発生が減少し、それと共に体力が回復し、扁桃の縮小も起こっていきました。高熱の発生と体力の消耗の悪循環がありましたが、それを起させた元は口呼吸であり、それをさせた大元の病気は慢性鼻炎でした。 何れの方々も根気よく通院して下さったので、よい結果を得ることができました。