仁保耳鼻科

仁保耳鼻科

顔面・頭部・顎の痛み

脳外科や歯科では分からない頭、顔と歯の痛み

アレルギー性鼻炎

この病気の特徴の鼻つまり、鼻水、くしゃみの他に、顔、頭と歯の痛みも起こります。 痛みは鼻を中心とした部位の重い感じや頭、顔と歯の強い痛み(刺すような痛み)です。 頭では前頭部、頭頂部、側頭部から後頭部にかけて、顔では眼、頬、歯が痛みます。MRIでは異常がなく、歯の神経を抜いても、抜歯しても痛みは取れません。

治療は抗アレルギー剤や鎮痛剤などの薬剤では治りませんが、当院のアレルギー性鼻炎の治療法で初診の時に軽快します。

副鼻腔炎
顔面の鈍痛の他、頭部に走る疼痛が起こります。後者では眼から前頭部、あるいは頬から側頭部に強い痛みが走るので、はじめに脳外科を受診する方がいます。しかしこれらの痛みは副鼻腔炎の一症状ですので、耳鼻科の診察が必要です。通常、痛みは一回の上顎洞洗浄で消えます
帯状疱疹
顔面、頭部、顎の神経痛で始まります。外耳の帯状疱疹の場合、圧迫感も起こることがあります。疱疹が出現した日から治療を始めると、5,6日で痕跡を残さずに治ります。最近、中年の方にこの病気が増えてきましたが、疲労の質が変化したためでしょう。外耳の帯状疱疹は顔面神経麻痺、めまい、難聴を起すことがあるので注意が必要です。
顎関節症候群
顎関節の部分を中心として顎の下にかけて鈍痛~疼痛が起こります。長い経過を見ると痛みには波があり、弱くなることもあるので、保存治療がよいでしょう。