仁保耳鼻科

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神奈川県医師会報11月号(No.741) 復興の道程
2011.11.08

神奈川県医師会報に「復興の道程」が掲載された。現在の国難が太平洋戦争後の状況と同じであるといわれているので、そのとき父や母が健闘した姿などを記し現在の国難からの早い復興を願った。戦後間もないころの食糧難の思い出、母が夕食のおかずに用意し冷ますため窓のところに置いたなすの煮物の鍋がにおいで在りかを知った者に盗まれたことや父が患者からお礼にもらったバケツ一杯の魚を不便な国電の乗り継ぎをして千葉までもってきてくれたことなどを記した。
 横浜大空襲で家も診療所も焼けたので父は単身横浜で再建に取り組み、その間我々は千葉、その後茅ケ崎の親戚の家に間借りした。その当時のこころに残った思い出だ。その状況から立ち直った経験は大きい。現在の国難からの復興が一日も早く現れることを願うものだ。

6月24日、今年最後の学校健診に行った。その時生徒で最近インフルエンザにかかったこどもがいたことを聞いた。これまでもっていたが発症しなかったウイルスがいまになって活動を起したのだろう。

3,4年前に8月に沖縄で発症したインフルエンザ症例のことを聞いた。これも同じケースだったのか。


 この週にNHKの「ためしてがってん」の製作担当者から症例の紹介を依頼された。該当する症例はいなかったので断ったが、普通でないことがあった週だった。

天候と同じようにおかしいことが続いたのだ。