仁保耳鼻科

仁保耳鼻科

ニュース

父が手術した患者さん
2011.03.08

巨大地震の混乱が続くなか父が手術した3人の患者さんが来院した。3月は父の命日の月なので一入の想いがあった。
 15歳(1955年)の時慢性副鼻腔炎の手術を受けたA.K.さん(70歳)が外耳炎のため15日55年ぶりに来院した。21歳(1958年)の時慢性中耳炎の手術を受たT.T.さんは市原市から17日に、やはり21歳(1961年)の時慢性中耳炎の手術を受たA.K.さんは相模原市から18日に定期的な手術後の清掃のため来院した。A.Kさんはやっと電車が通り来れるようになったといった。抗菌薬の効能がまだ優れなかった時代の手術だったが3人とも手術後完治し再発はない。当時父は”アメリカのチョコレートを食べなかった(アメリカかぶれにならなかったの意)のは岐阜の福田教授と俺だけだ”と豪語していた。”仁保式”にもこだわっていた。そのことば、その手術の結果がここにも現れている。
 命日の贈り物として何よりのものだろう。お彼岸のお参りの時報告したい。

6月24日、今年最後の学校健診に行った。その時生徒で最近インフルエンザにかかったこどもがいたことを聞いた。これまでもっていたが発症しなかったウイルスがいまになって活動を起したのだろう。

3,4年前に8月に沖縄で発症したインフルエンザ症例のことを聞いた。これも同じケースだったのか。


 この週にNHKの「ためしてがってん」の製作担当者から症例の紹介を依頼された。該当する症例はいなかったので断ったが、普通でないことがあった週だった。

天候と同じようにおかしいことが続いたのだ。