仁保耳鼻科

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校医への生徒からの手紙

2015.03.27

公立の小学校の校医を辞めることになり、二つの小学校(白幡、幸ヶ谷小)の校長が花束と生徒の手紙をもってお礼に訪れてくれた。花束は見たことがないフリーズドドライと豪華な生花のものだった。手紙には病気を発見したことへの感謝のことばがあった。
 二つの小学校の校医は父の代から務めたので合わせると60年を越えた。父は補助者を連れて行き頭を固定させてから診察していた。正確に診察するにはそうしなければならないので私も同じようにしていた。このようなことが感謝の対象になったのだろうか。しかし感謝の手紙をもらうことは考えていなかったことだ。
 私は公立の学校の伸び伸びした教育がアレルギー性鼻炎の発生を少なくしていることとその環境の中で教育を受けることができたことを感謝し、それを忘れないことを願うことを記した文を校長に渡した。卒業式の時卒業生と残る子供たちに読んでもらうためのものだ。
 公立の学校での教育に自信をもってもらいたいと考えていたので私も公立一筋で学校を終わったことを話した。
 このことも私が常に考えている”天”が見ていることなのだろう。