仁保耳鼻科

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日本経済新聞らいふプラス(10月30日夕刊)の高齢者の反応

2014.10.30

11月12日までの間に4名の80~88歳の患者が前橋、茅ケ崎、藤沢から来院した。
 85歳の方(医師)は8年前手術が必要な副鼻腔炎と診断されたが手術をしたくないのでいままで投薬だけの治療で過ごしてきた。80歳の茅ケ崎の方は20数年間副鼻腔炎の投薬だけの治療で過ごしてきたが今年東京・私大耳鼻科で治療がないまま「来ていただいても困る」といわれていた。他の2名は”どこへ行っても話を聞いてくれない””治療してくれない”といって来院した。
 4名ともアレルギー性鼻炎で初診の時の当院の治療の後軽快し安心して帰られた。病気が変わってきていることを多くの耳鼻科医が知らないこと、高齢者の鼻炎の姿が分からないことなどのため長い間患者に苦労をかけさせてきたのだ。
 前橋の方は「ああ驚いた。日経は嘘をつかない」とその改善ぶりを表していた。新聞の力の大きさを知りその一方で耳鼻科のレベルも知ることになったが、これは問題なことだ。