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神奈川区医師会学術講演会
2013.10.18
学術講演会で「抗インフルエンザ薬とインフルエンザワクチンの課題」についてけいゆう病院小児科、慶応大客員教授の菅谷憲夫先生が講演された。先生は永年のインフルエンザとワクチンに関する深い造詣を話された。世界の動向と新型インフルエンザについても話されたので総論を知ることができた。我々実地医家は各論を担当しているが、これからの流行のシーズンを前にして予防と診療の参考になるものだった。
2回接種の効果とワクチン接種後のインフルエンザ罹患について質問した。症例によって2回接種が奨励されるケースがあると考えられる。
6月24日、今年最後の学校健診に行った。その時生徒で最近インフルエンザにかかったこどもがいたことを聞いた。これまでもっていたが発症しなかったウイルスがいまになって活動を起したのだろう。
3,4年前に8月に沖縄で発症したインフルエンザ症例のことを聞いた。これも同じケースだったのか。
この週にNHKの「ためしてがってん」の製作担当者から症例の紹介を依頼された。該当する症例はいなかったので断ったが、普通でないことがあった週だった。
天候と同じようにおかしいことが続いたのだ。