仁保耳鼻科

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ニュース

出会い
2013.10.11

9月末に地下街で校医をしている小学校のO先生とお会いした。彼は病気療養のため退職されたが大分回復されていた。教育一筋にこられたが前任の校長が早く退職されたので後を継いで校長になられた方だ。教育以外の仕事が多かったため負担になったのだろう。
 私は気を使っていただいたことがある。彼は”悪い噂を聴くのでご注意ください”といってくれた。会やクラブのねたみの強い人たちが流したデマを父兄から聞いたのだろう。繊細な性格が分かることだ。別に彼が困り果てて相談してきたこともあった。校医の一人が入院した時のことだ。3月から校医の仕事があるにも拘らず連絡が取れなかったため私のところに4,5回電話をくださった。彼は診療所を訪ねてもいた。入院した校医に対して辞職を学校は希望したがその連絡が取れなかったのだ。結局そのまま別の校医を頼むことになったが真面目な彼は無責任な行為のため大変心を痛めておられた。このような仕事が多くあったのではないだろうか。
 繊細で真面目すぎる彼にとってつらい職だったのだ。しかし以前の彼に間もなく戻ることが期待できるところまで回復されたようなので期待したい。これからは10を求めず7,8分の所で満足するような少しずるい生活を送ることが彼のためにはよいと思う。

6月24日、今年最後の学校健診に行った。その時生徒で最近インフルエンザにかかったこどもがいたことを聞いた。これまでもっていたが発症しなかったウイルスがいまになって活動を起したのだろう。

3,4年前に8月に沖縄で発症したインフルエンザ症例のことを聞いた。これも同じケースだったのか。


 この週にNHKの「ためしてがってん」の製作担当者から症例の紹介を依頼された。該当する症例はいなかったので断ったが、普通でないことがあった週だった。

天候と同じようにおかしいことが続いたのだ。