仁保耳鼻科

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ニュース

医者の冥利
2012.09.28

昨年4月八王子から車椅子で来院した女性(60歳)の夫から果物が送られてきた。女性は進行性の筋肉の病気が始まったところだった。慢性副鼻腔炎による後鼻漏を長く苦しんでいたが寝ることが多くなったため一層苦しむようになったのだ。上顎洞洗浄治療を行い治癒した時(5月)「先生にめぐり会えて本当によかった」といった。果物の礼を言うために電話をしその後の経過を知った。副鼻腔の状態はよいようだった。夫と彼女の弟の2人が付き添って来ていたが、心やさしいひとたちだった。3人の気持ちとして”医者の冥利”を感じながらいただいた。

6月24日、今年最後の学校健診に行った。その時生徒で最近インフルエンザにかかったこどもがいたことを聞いた。これまでもっていたが発症しなかったウイルスがいまになって活動を起したのだろう。

3,4年前に8月に沖縄で発症したインフルエンザ症例のことを聞いた。これも同じケースだったのか。


 この週にNHKの「ためしてがってん」の製作担当者から症例の紹介を依頼された。該当する症例はいなかったので断ったが、普通でないことがあった週だった。

天候と同じようにおかしいことが続いたのだ。