仁保耳鼻科

仁保耳鼻科

院長日記

神奈川フラテ会

2008.06.14
6月14日神奈川フラテ会が開催され、第11回学術講演会で横浜市大臨床腫瘍学准教授の市川靖史先生が「大腸癌に見る癌治療の進歩」を講演され、北大医学部同窓会から出席された本間研一医学部長が北大校内とフラテ祭の紹介とフラテ旗の贈呈をされた。市川先生は末期の大腸癌治療にも取り組まれ、好い成績を残していることを話されたが、北大のフロンティアスピリットを思い起こさせた。本間先生は、90周年記念事業への寄付の要 ....

第10回神奈川フラテ会学術講演会と懇親会

2008.06.09
6月9日 上記講演会で国立相模原病院呼吸器科医長前田裕二先生(北大卒)が「花粉と喘息」についての研究と診療の成果を講演された。耳鼻科の私が座長を務め、花粉症について概説したが、医学部同窓会ならではの企画であり、前田先生の講演を引き立てることができただろう。同窓生の優れた研究と考察は楽しみのあるものだったが、このような基礎的研究は金銭では計ることができない貴重なものだ。

北大ラグビ-部のゲ-ム観戦と工藤先生のお通夜参列

2008.05.04
5月4日 7時に羽田を発ち、北大Gで北大とバ-バリアンズ、北大OBのゲ-ムを多くのOBと共に観戦した。学生の逞しくなった身体に驚き、捨て身のタックルに感心した。2ゲ-ム共学生が勝ったが層が厚いので今年の活躍が期待できる。18時に工藤元部長のお通夜に参列した。盛大なものだった。こころからご冥福を祈った。21時に千歳を発ち帰途についたが、クラブとラグビ-部の伝統の‘信頼と和‘を見ることができた1日だっ ....

第77回鏡友会集談会

2008.04.20
20年4月20日鏡友会集談会が東京で開催された。4演者の発表と特別講演があり、私は ”乳幼児慢性鼻炎と反復性中耳炎―鼻洗浄と耳管通気療法の経験” を発表した。これまで行っていた鼻吸引処置では治すことができなかったが、鼻洗浄を行うと初めて治ること、鼓膜陥凹は通気で回復することを知ったので、1歳の3症例の経験を報告した。続いて開かれた懇親会での乾杯挨拶で、”考えながら診療すること”は大切であり、他の3 ....

20年4月18日神奈川区学術講演会

2008.04.18
「アルドステロンから見た高血圧診療 横浜労災病院副院長 西川哲男先生」を聞き、当院で行っているステロイド治療の是非を質ねた。‘是‘との解答だった。患者の皆さん、安心して下さい。

鏡友会と神奈川フラテ会幹事会

2008.04.15
4月15日 第57回鏡友会学術集談会が京橋・明治製菓本社ビルで開かれた。鏡友会は大正8年、横浜で勉強会として始められ、今日まで伝統を守り続けられている会である。出席者の日頃の熱心な真面目な診療態度が分かる会であることが、その理由だろう。今回は城南ブロックが担当して「特別講演最近の感染症の話題-特にワクチン療法について 日赤医療センタ-小児科部長 薗部友良先生」と6つの発表が行われた。私は「帯状疱疹 ....

父の墓参、咳と腰椎骨折

2008.03.04
3月4日 家族と共に父の墓参をした。これまでの30年はいつも大荒れの天気だったが穏やかな一日だった。いつもお彼岸に供えている庭の花を供えることができた。例年より3週間気候は早いのだろう。3月13日 昨年10月から海老名から訪れるようになった71歳の症例が来院した。30年来のアレルギ-性鼻炎、膿性痰と咳のためだった。抗アレルギ-剤を吸入薬に代えるとアレルギ-性鼻炎は軽快した。午前中痰を出すため激しい ....

3ヶ月の出来事(18年12月-19年2月)

2007.12.01
多忙のため3ヶ月記録できなかった。その間の主な出来事を記録する。(1)12月9日 神奈川県地方部会学術講演会 演題「外転神経麻痺の1例」に「電撃的に急性錐体尖炎を来たした1例」(仁保正次、S17)を紹介し、錐体蜂巣の発育がよい場合起こり得ること、「外転神経麻痺をきたした蝶形骨洞嚢胞の1例」にアレルギ-性鼻炎に感染が加わって生じた狭窄部が嚢胞壁に変化する可能性があることを追加発言した。(2)12月に ....

急性中耳炎の経過

2007.11.30
11月30日、日本耳鼻咽喉科学会神奈川県地方部会学術集会で急性中耳炎は通常は4,5日でほぼ軽快する、それ以上かかる時は安静、薬の服用などが守られなかった時であると発言した。また滲出性中耳炎と診断され、中耳炎を軽く考えてしまう人がいる。そのために重大な合併症を発生することになる場合があることも話した。

民謡歌手の‘ちょっといい話‘

2007.10.30
10月30日、S.Sさん(63歳)来院。彼女は6年前声がでなくなったため来院してから、咽喉頭炎の時や民謡大会の前に来院するようになった。。20歳の時から大会に出ているセミプロ民謡歌手で、会社勤めをしながら大会出場、老人ホ-ム慰問などを続けている民謡大好きの楽しい人だが、昨年秋の武道館の大会での優勝をはじめ、常に上位入賞を果たしている実力派だ。今年は武道館の大会で9位に終わった理由を 「いつもは挑戦 ....
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