仁保耳鼻科

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日本経済新聞の取材

2014.10.10

10月10日14:00~16:00の間日本経済新聞社会部塩崎記者が私と患者を取材した。自由診療と保険診療について調べているが自由診療を行っている医者は私だけだったので取材したいと頼まれてのことだ。患者の紹介も頼まれたので過去に保険診療で治療した後当院を受診した人たちを紹介した。
 自由診療を行っている理由を初めに聞かれた。国民皆保険制度の中であえてそれを行わないことの覚悟、五輪メダリストクラスの診療を行っている自負について私の主な業績の3著作の「耳鼻咽喉科・頭頸部外科MOOK 11 1989」への投稿を編集主幹の野村東大教授と本庄京大教授から依頼された「保存治療―副鼻腔炎」、アントワープ大学 Marque教授が1984年にアントワープで開催された国際中耳炎外科学会議で私が発表し投稿した論文、「Cholesterol crystal in the middle ear」が掲載された「SURGERY AND PATHOLOGY OF THE MIDDLE EAR 、1985 MARTINUS NIJHOFF PUBLISHERS]と「RHINOLOGIC APPROUCH TO OPTIC NERVE DECOMPRESSION」についてのW.B.SAUNDERS CO.からの依頼原稿が掲載された「OPERATIVE TECHNIQUES IN OTOLARYNGOLOGY ― HEADANDNECK SURGERY vol.2 number3 1991」を見せて国際的な評価を得ている診療を行っていることを説明した。
 保険診療でも認められている治療が自由診療でも行われている理由はその質と精度を守ることにあることも説明した。
 患者はそれぞれ数年から数10年の間苦しんでいた人たちで手術や保存治療の後最長55年間通院を続けている人を含めた5名の人を紹介した。市原や八王子からも求めに応じて来てくれたが自由診療医とその患者のひとつの間柄を示すことと思う。
 厳しい経済情勢の中で自由診療を続けまたそこに通院することは医師にとっても患者にとっても楽なことではない。それを越えるものが両者の間にはあることを記者は理解してくれただろう。